RDX よくある質問

このページでは、お客様から寄せられるよくあるご質問をご紹介します。

市販のUSB接続の外付HDDとどこが違うのでしょうか?

RDXとHDDの違い コンシューマ向けハードディスク製品との一番の違いは、RDXはデータカートリッジの取り外し・交換が可能な点です。
データカートリッジを買い足せば、保存可能容量は実質無限。数が増えてもすっきりコンパクトに保管することができます。

また、落下・衝撃に対する安全設計、振動によるディスクの破損、静電気などによるエラー防止を施されたデータ保護のためのビジネス用途向け製品で、 主要サーバメーカーに採用されている業界標準のバックアップシステムです。

ドライブからデータカートリッジを取り外してオフライン保管することでランサムウェア等のウイルス対策になりますし、オフサイト保管することで災害対策も可能です。 データカートリッジの中身はハードディスク or SSDなので、難しい操作・初期設定も必要なく目的のデータに瞬時にアクセスでき、ディスク内編集も可能です。

カートリッジをオフサイト保管するメリットがわかりません

バックアップをオフサイトに保管する意味 天災や火事などに対応するためには、バックアップデータをオフサイトへ保管することが有効です。 店舗のデータであれば本部へ、個人経営の会社であればバックアップを自宅に持っているだけでも、災害などの不測の事態が発生した際の事業継続等の観点からメリットがあると言えます。

RDXを接続・使用するのに何か設定が必要ですか?

RDXの使用方法 RDXの使用方法はとっても簡単。特別な設定は必要ありません。
1.RDXドライブを、パソコン/サーバとUSBで接続します。(USB給電です)
2.RDXデータカートリッジをドライブに差し込みます。
3.OSにリムーバブルディスクとして認識されれば準備OK。HDDと同じように読み書き可能です。

Windows OSではエクスプローラからRDXを確認できます。 Mac OSではカートリッジを挿入すればデスクトップ上にドライブが見えるようになります。

各メーカーからRDX製品が販売されていますが、互換性はありますか?

RDXのロゴ 互換性があります。RDXロゴの付いたRDXドライブとRDXカートリッジは全て同じ設計で製造されていますので、どのメーカーの製品でも安心してご使用いただけます。
ただし、3TB以上のカートリッジは環境によりファームウェアのアップデートが必要な場合がございます。ファームウェアの対応があるか、ドライブのメーカーへご確認ください。

バックアップソフトでRDXを使用できますか?

RDXは市販されているバックアップソフトにほぼ対応しています。
※最新バージョンの対応状況につきましては、各バックアップソフトのメーカサイトにてご確認願います。

Tandberg Data社 RDX ソフトウェア対応表(RDXは61ページ以降参照)

Windows上でRDXドライブはどのように表示されますか?

RDXは通常リムーバブルディスクドライブとして認識され、Cドライブ以降の最初に付与可能なドライブレターが割り当てられます。 Windowsでは「PC(コンピューター)」を開くとエクスプローラー上で確認することができます。
※Tandberg Data社製RDXドライブでは「固定ディスクモード」に設定することで「ローカルディスク」として認識され、Windows標準のバックアップツールでバックアップ保存先にRDXを指定できるようになります。

RDXドライブはUSB2.0ポートにも対応していますか?

現行RDXドライブのインターフェースはUSB3.0ですが、USB2.0ポートでもご使用いただけます。ただしデータの受け渡しには、3.0ポートと比べて、時間がかかることがあります。

RDXカートリッジはウイルスに感染する可能性がありますか?

RDXはカートリッジを挿入したまま接続状態になっていれば、他の記録メディアと同様にウイルス感染する恐れがあります。 感染したRDXカートリッジを他のコンピュータで使用すると、ウイルスに感染させる恐れがありますので、最新のパターンファイルを適用したウイルス対策ソフトでチェックするなど対策は必要です。

RDXはカートリッジをドライブから外してオフラインで保管できることが最大のメリットです。例えば、サーバがランサムウェアに感染した場合、その特性からオンライン上のデータは全て暗号化され使用不可となります。バックアップデータも被害に遭うという惨劇を防ぐためにも、バックアップデータをオフラインで保管することが重要です。
関連記事:すぐ対策できる RDXによるランサムウェア対策

Veritas Technologies社のバックアップソフトウェア「BackupExec」では、『ランサムウェアレジリエンス』機能が導入されました。 バックアップストレージがオンラインの状態でもデータを保護し、接続中の無防備な状態を作らないという有難い機能です。 RDXと組み合わせて使用することで、感染リスクを大幅に下げることが可能です。
関連記事:ランサムウェア対策の要 バックアップデータを感染させない方法とは

新しいRDXカートリッジを購入時にそのまま使えますか?

RDXカートリッジは出荷時にNTFS形式でフォーマットされており、そのまま使用可能です。 Mac では、Mac OS 10.2以降であれば、NTFSを標準で読み出しのみ可能ですが、Mac環境のみの利用で、書き込みが必要な場合には、固有のフォーマットに変更する必要があります。

手持ちのRDXドライブで容量の大きなカートリッジを使用できますか?

RDXドライブと全ての容量のカートリッジは互換性があります。 ただし、USB2.0のRDXドライブで3TB以上のカートリッジを使用するには、環境によりファームウェアのアップデートが必要な場合がございます。ファームウェアの対応があるか、ドライブのメーカーへご確認ください。

RDXの寿命はどのくらいですか?

挿抜耐性は、RDXドライブは1万回、カートリッジは5千回が目安となります。
メディアアーカイブ寿命は、総書き込み容量/通電頻度(※)により5〜10年です。
※HDDカートリッジをオフラインで長期保管する際は、ヘッド癒着を防ぐため10カ月に1度程度ドライブに装填して通電することが推奨されています。

RDX GUIDE

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導入をご検討のお客様はもちろん、提案資料としても是非ご活用ください。
冊子版をご希望の場合はお問い合わせください。

RDX資料「rdx Book」

発行元:タンベルグデータ株式会社

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