「バックアップの必要性は感じているのだけれど、予算やITスキルの問題で、本格的なバックアップの導入は難しい…」
カートリッジ型ディスクのRDXは、このようにお考えのお客様に最適です。このページでは、具体的な接続例や導入事例をご紹介します。
利用例
通常のデータバックアップ以外にも、RDXのニーズはいろいろなところに存在しています。
医療カルテ、医療画像のバックアップや受け渡し
会計、人事、給与ソフト、ERPのバックアップ
映像データの編集部門間での受け渡しや、納品
通話録音装置のバックアップ
監視カメラ映像データのバックアップ
POSシステムのバックアップ
サーバ入替時のデータ移行
会計データなど機密情報の受け渡し
遠隔地へのデータ移送・保管
接続例
複数のRDXデータカートリッジでローテーションすれば、常に直近のバックアップデータを外部に保管することができます。 自然災害やシステム障害など万が一の事態が発生しても、外部保管のバックアップデータにより素早く簡単にリストアができるので、事業をストップさせるリスクを軽減します。
サーバやPCのバックアップ
RDXは誰でも簡単に扱えるので専門知識がなくてもご使用いただけます。サーバのバックアップはもちらん、ワークステーションやクライアントPCのバックアップやデータの受け渡しができます。 また、バックアップデータをオフライン(オフサイト)で保管すれば、万が一ウイルス被害にあってもバックアップデータに影響が及ぶことはありません。
NASのバックアップ
RAIDは、複数のHDDを使って一部のHDDが故障してもデータが消えないようにする技術です。
それゆえ「RAIDを組んでいるから大丈夫」と思ってしまいがちですが、RAID構成のNASもバックアップが必須であることは実はあまり知られていません。
データ損失の原因第一位は、なんと人為的ミスです。
RAIDはHDDの故障には対応できても人為的ミスまではカバーできません。
また、例えばRAID5では1台のHDD故障まで対応できますが、2台故障してしまった場合…NASの全てのデータが消失します。
それどころか、HDD1台の故障でもリビルドの際他のHDDに1か所でも破損があった場合…NASの全てのデータが消失します。
更にHDDを外部保管しないので、地震・雷・火事などの災害にはなす術ががありません。
RAID構成のNASも定期的なバックアップを取ることが非常に大切です。
導入事例
診療所
課題
データ量の増加
歯科医ナリン氏は、今までに7万人近い患者を治療してきました。患者の個人情報、レントゲン画像、会計記録、事業に関する書類等、コンプライアンス遵守のために一定期間保管・管理しなければならないデータは増える一方でした。
自然災害や装置の故障、人為的ミスによってデータを損失したことにより、業務が中断し事業が継続できなくなった企業も多く存在します。
ナリン氏はシステムインテグレーターの協力を得て、必要なデータの保護レベルを含めた様々な要件を定義し自社に必要なデータ保護システムを決定しました。
採用理由
完全デジタル化で、時間とコスト節約
ナリン氏が選んだのは、RDX QuikStor。大容量のカートリッジは持ち運びが可能であり、将来扱うデータが増えても装置の買い替えの必要がないので、コストセーブできることが決め手でした。
また、導入がとても簡単でまさに「Pain Free(無痛)」のシステムを手に入れたのです。
データ量の増加と法規制の両方に対応するため、ナリン氏の診療所では、患者情報、レントゲン画像データ等、完全デジタル化しました。
コダックのデジタルX線センサーで撮影されたレントゲン写真は、各診察室に設置されたワークステーションに格納され、サーバで共有・管理されます。
撮影画像はリアルタイムで確認可能で、更に歯科診療管理ソフトウェアで一元管理されます。
効果
技術・インフラなどIT担当がいなくても簡単運用
今まではサイト障害があっても復旧ができない状況でした。
RDXを導入することによって、カートリッジは定期的に事務所外へ保管。自然災害だけでなく、装置の故障、データ破損、ウイルス、人為的ミスがあってもすぐに復旧できるように準備できるようになりました。
また、古い診療記録の検索は、今までテープが納められた何箱もの中から診療記録を探さねばならず、この作業に数時間かかることもありました。
RDXは大容量でディスクなので、欲しい情報にすぐにアクセスが可能。必要な情報だけを抽出できて、そのまま変更を加えることも。
少人数のスタッフで運営する歯科医院では、ITスタッフはいないのが現状ですが、RDXを導入したことで事務スタッフの負担は軽減され、私は本来の業務である「患者の治療」に集中できるようになりました。
by.ナリン氏
ホテル
課題
あらゆるデータ管理の効率化
小規模から多国籍のホテルチェーンに至るまでホテルビジネスにおいては、ITによる効率的な運営や顧客管理を行う必要があり、また最近ではセキュリティ対応のための監視カメラの映像の管理も課題となっています。
ホテルの従業員はITソリューションに不慣れであるため、このような用途で使用されるITシステムは簡単に取り扱えることが必要です。
採用理由
取扱いが簡単で導入費用が安価
上記の課題の解決、また下記の理由でRDXが多国籍ホテルチェーンで採用されています。
効果
顧客データから監視カメラ映像までトータル管理
導入の結果、顧客データから監視カメラ映像まで、トータルでのデータの保存や管理に対応できるようになりました。
RDXはこのようにIT専任者のいない現場や屋外等の環境でも、専門的な知識なしで容易に且つ安定的に使用することができます。
RDXドライブを8個搭載したオートローダー「QuikStation」は、高性能で多機能な大容量ネットワークストレージ。 システム環境に合わせて構成できる柔軟性を持ち、現在の環境を変えることなくバックアップ/アーカイブ可能です。 >>主な機能・特徴・使用例